マイクロソフトの新しいOS「 Windows 11 」がついに正式発表されました!

皆さまこんにちは。イーテック中の人『T』です。
2021 年 7 月現在、市販されている多くのパソコンには、マイクロソフトの最新OSである「 Windows 10 」がインストールされていますが、2021 年 6 月 25 日、ついに次世代OSである「 Windows 11 」が発表されました。
6 月 29 日にはプレビュー版もリリースされており、「 Windows Insider Program 」に登録して、要件を満たすパソコンをお持ちの方であれば、すぐに試すことが可能です。
一部の機能は試すことが出来ませんが、新しいスタートメニューはスマートフォンやタブレットからデジタル機器を使い始めたユーザーにもなじみ易いデザインになったと思います。
プレビュー版をインストールする場合は仕事などで使っていないパソコンで試されることをお勧めします。
新しいOS「 Windows 11 」をインストールできる最小システム要件
ここでは「 Windows 11 」をインストールする為に最低限必要なパソコンのスペックを記載していきます。2021 年 7 月現在の最小システム要件なので今後のアップデートで変更される場合があります。
プロセッサ(CPU) | 1 GHz以上で 2 コア以上の 64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) 対応AMD CPU一覧 / 対応Intel CPU一覧 |
メモリ | 4 GB以上 |
ストレージ | 64 GB以上 |
システムファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応 |
TPM | トラステッドプラットフォームモジュール ( TPM ) バージョン 2.0 |
グラフィックスカード | DirectX 12 以上 ( WDDM 2.0 ドライバー ) に対応 |
ディスプレイ | 9 インチ以上でHD解像度 ( 720p ) |
インターネット接続及びMicrosoft アカウント | Windows 11 Home Edition のセットアップには Microsoft のアカウントとインターネット接続が必要です。 |
CPU、メモリ、ストレージについてはスペック表等に載っているかと思いますが、見慣れない単語が出てきているので少し解説します。
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とは?
パソコンのマザーボード上に保存されており、電源を入れた時、OSよりも先に起動するプログラムです。UEFIが登場する前はBIOSが主流でしたが、時代の流れと共にUEFIに切り替わってきました。ですが、今でもBIOSという言葉が使われていたりします。
TPM(Trusted Platform Module)とは?
主にパソコンのマザーボード上に搭載されているセキュリティ関連の処理を行う電子部品(ディスクリートTPM)を指します。それ以外にもファームウェアで実装したファームウェアTPMやソフトウェアとして実装したソフトウェアTPMもあります。標準で無効に設定されている場合もあるのでUEFIで確認してみてください。
マイクロソフトからチェックアプリ公開!持っているパソコンを「 Windows 11 」にアップデートすることはできるのか?
「 Windows 11 」をインストールする為の最小要件はわかったけど、持っているパソコンが「 Windows 11 」に対応しているのか?また、これから購入するパソコンが「 Windows 11 」対応しているのか?スペックだけでは判断が難しいと思います。これから購入されるパソコンについては、購入予定のお店の方に聞けば教えてくれると思いますが、現在、持っているパソコンは?
マイクロソフトから簡単にチェックできるアプリが6月29日までは公開されていたのですが・・・
今は「準備中」になっていました・・・。
再度、公開されるまでは最小要件と照らし合わせるしかないようです。
公開されていた時にチェックアプリをダウンロードして、弊社で持っているパソコンにインストールしたところ・・・。

残念ながら、対応していませんでした・・・。
最近のパソコンは最小システム要件を満たしている様ですが、チェックしたパソコンは3年前くらいに自作したパソコンなので「 Windows 11 」には対応できないようです。
SNS等で確認すると同じようにメッセージが出る方々が多いようなので最小要件が変更になる可能性も否定できません。
アップデートができるのはいつから?「 Windows 10 」から「 Windows 11 」へ無料アップデート!
既にプレビュー版もリリースされており、早ければ2022年前半頃にアップデートできる予定です。
先程ご紹介したチェックアプリで互換性の確認がとれれば、無料アップデート対象になります。
個人ファイル等もそのまま移行されるようですが、アップデートを行う際はバックアップをおすすめします。
問題があった場合でも、10日以内であればWindows10に戻すことができるようです。
2021年秋以降にWindows11搭載パソコンの販売が予定されているので、楽しみに待ちたいと思います。
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